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blogスタッフブログ

2021/10/19

【Q&A】リフォームするか新築するか、どこが決め手なの?

【Q&A】リフォームするか新築するか、どこが決め手なの? 画像

Q.リフォームするか新築するか、どこが決め手なの?


A.

現在お住まいの不満点を、どこまで改善したいかと、現状の建物の状況によります。

リフォームか新築かでお悩みということで、持ち家があり、お住まいにいくつか不満点があるということだと思います。

お住まいが建築されたのはいつ頃でしょうか、時期により耐震性が変わってきます。大きな地震があるたびに建築基準法の耐震基準が見直され、強化されたためですが、1981年の5月以前に着工された、いわゆる旧耐震基準の建物は、今の目で見ると構造的に不安なため、耐震診断を行って耐力壁の補強が必要になってきます。

また、古い建物で、基礎に大きなクラックがある、不動沈下をおこしている、などの欠陥がある場合、現状の建物を構造的に補強することもできなくはないですが、建て替えを視野に入れて検討したほうがいいでしょう。



住まわれていると、「こんなものか」と思いがちですが建物の断熱も大事なポイントです。この分野では日本の住宅の対応は遅れており、先進国中で最低水準レベルとも言われます。平成4年(1992年)に省エネ基準の改正があり、断熱材に関しては少し良くなりましたが、この段階でもサッシに関する仕様はなく、単板ガラスのアルミサッシが主流だったと思います。家全体では改善されたけど、サッシから逃げる熱が多いので家の中の熱ムラが大きく、快適性は低い… といったところでしょうか。

耐震性と断熱性を上げるのは、主要構造以外ほとんどに手を入れなければならず、家にとっては大手術と言っていいでしょう。上記の時期以前の建物の性能を上げるとなると費用はかさみますし、主要構造はそのままとなるとプラン的にはあまり変更できず、不自由な間取りのままということになってしまいます。新築を検討して、自由な間取りで耐震・断熱をきちんとやるのが良いのではないでしょうか。

耐震についてはその後、2000年に建築基準法の改正があり、地耐力に応じた基礎形状、耐力壁のバランス、強度に応じた金物の選定などが盛り込まれ、平成11年(1999年)には次世代省エネ基準も示されたため、2000年代以降に建てられた住宅については、現況性能・プランに大きく不満がなければ、リフォームでもいいかなと思います。しかし、建材は経年劣化しますし、気づかない漏水や白蟻被害があるかもしれませんのでこの機会に点検をするのもいいでしょう。


まとめますと、1981年5月以前に着工された住宅は、耐震性能が怪しいです。1992年以前の建物は、断熱性能よくない可能性があります。2000年代以降の建物については、まじめな業者が建てたものなら耐震・断熱ともある程度の性能はあるはずです。


ここまで、実は割と低水準の基準で判断してきました。

現在の新築住宅では耐震・断熱ともに社会の意識の高まりを受けて各社性能と仕様の見直しを常に行っています。大きな地震がいくつもあり、耐震については「阪神・淡路の震災級の地震が複数回来ても耐える」耐震等級3+余力有の耐震性が標準になりつつあります。断熱も長期優良住宅あるいはHEAT20など求められる性能のグレードが上がっており、サッシと断熱材も高性能な物がたくさん出てきています。温暖化が進み、夏日は年々増えていますので、平成11年基準で日射の対策のされてない家では、エアコンもなかなか効きづらいところでしょう。断熱の性能を示すUA値(小さければ小さいほど良い値です)で言うと最低でも0.60、できたら0.46くらいはあると、家全体の快適性と省エネ性が上がり、それにより満足度も上がると思います。ちなみに平成11年基準の等級3をUA値に換算すると1.43です。いちがいに比較はできませんが、良いとは言えない数字です。

断熱と同時に気密性も上がったため、冷気・暖気が屋外に逃げだすことも少なくなり、家の中の温度差もかつてより小さくなりました。

いくつかモデルハウスや実際の完成見学会などを確認して、断熱性の体感をすること。耐震性については第三者の評価を受けるなどすると税制上・火災保険の金額上の優遇もあります。現在の建物の不満点と、なにをどこまで改善したいか、が見えてくるとリフォームか新築かの判断も見えてきそうです。


家族が増えたり、ライフスタイルの変化などで住まい方が変わると住宅へ求められるものも変わります。それらと合わせてご検討ください。

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